理想の食生活

健康寿命という言葉があります。
健康寿命というのは平均寿命から寝たきりや認知症など介護状態の期間を差し引いた期間のことを指します。
私たちはこの健康寿命を延ばしなんの制限もなく健康に日常生活を過ごすためには充実した食生活をとることが大切になります。
ここでは平成12年3月に当時の文部省・厚生省・農林水産省が、一人ひとりの健康増進、生活の質の向上、食料の安定供給の確保などを図ることを目的として策定された「食生活方針」にそって紹介していきたいと思います。
これは数年おきに改定されており、平成28年6月に文部科学省、厚生労働省、農林水産省によって改定され「食生活指針の解説要領3)」に示されている10項目を基に解説します。

①食事を楽しむ

食事というのは本来楽しいものです。これは健康寿命を延ばすためには毎日の食事が基本となり、個々人に必要な量を、バランスの整った食事で摂ることがすすめられますが、無理なく続けていくことが重要です。
ダイエットをしないといけないとか、栄養バランスのとれた食事をしないといけないとか、あまり意識ばかりすると食事は楽しいものでなくなってしまいます。
それよりも単純に食事を楽しんだり美味しいを感じることが大切です。